ロボロフスキースキンクヤモリ
ロボロフスキースキンクヤモリ
学  名:Teratoscincus roborowskii

英  名:roborowski wander gekko

分  布:中国西部〜中東あたり

全 長:14〜16p

特 徴:トルキスタンスキンクヤモリの亜種とする説もありますが、たいてい別扱いされています。大型鱗に覆われていますが、この鱗は剥がれ易いので強く掴んで暴れたりすると大変です。ベースの体色はうすく、濃い茶色の細かいまだら模様が入ります。頭部が大きくぷっくりした胴体で幼児体型をしているためかわいく見えます。トルキスタンスキンクヤモリと違い、性格もおとなしくハンドリングなどもしやすいです。四肢を踏ん張り、尻尾をピンと立てた姿は凛々しいものがあります。

飼育環境:生息域のイメージから、どうしても乾燥系の砂漠棲ヤモリと思いがちですが、カラカラに乾燥した環境は良くありません。床材はデザートサンドなどの砂を10p以上厚めに敷き、下の方はいつも湿った状態が良いでしょう。トンネルを掘っても崩れず、水がしみ出てこない湿り具合を目指しましょう。水が溜まるようではダメです。砂にトンネルを掘るという話もありますが、シェルターを容れておけば、わざわざトンネルを掘ることは少ないようです。バスキングスポットは設置しておいた方が良さそうです。夜は消灯して昼夜間の温度差を付けておくと良いでしょう。UVBも2.0くらいのものでいいので照射しておきましょう。

エ サ:カルシウム、ビタミンをダスティングしたコオロギなどのエサ昆虫を与えれば問題ないでしょう。水入れは設置しても良いですし、霧吹きなどでつゆを付けてなめさせても良いでしょう。それほどごくごく飲むことはありません。

繁 殖:ペアを揃えておけば可能でしょう。

そ の 他:
おっとりした性格のテトラスキンクです。とても飼いやすく値段も手頃です。また、隠れっぱなしと言うこともなく、ピンセット給餌にも簡単に慣れてくれますのでお薦めです。やや流通量が少ないようです。性格はおとなしいと書いていますが、もちろん個体差があります。

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