ソメワケササクレヤモリ

ソメワケササクレヤモリ
学  名:Paroedura pictas

英  名:Madagascar Ground Gecko

分  布:マダガスカル西〜南部

全 長:10〜16p

特 徴:名前のとおり白と茶色に染め分けられた体色をしています。地表性なので壁などの垂直なところは登れません。繁殖力が強く、1クラッチで2個の卵を年に何度も産んだりするので多産のイメージがあります。フルアダルトになる前から無精卵を産んだりしてビックリすることもあります。多産ゆえに体力を消耗してしまい、落としてしまうこともあります。初心者向きの地表性ヤモリと思われがちですが、意外に奥の深い?

飼育環境:地表性ヤモリのオーソドックスな飼育環境で問題なく飼育できます。床材も選ばないのでたいていのものが使えます。砂、赤玉土などが一般的でしょうか。容器はかなり狭くても問題ありませんが、出来れば大きいに越したことはありません。シェルターは必須です。ほとんどシェルターにこもっていることが多いです。ただ個体差もありますので、それぞれの性格に合わせましょう。水入れも小さいものを設置しておくと良いでしょう。温度は寒くない程度にパネルヒーターなどを当てておけばよいでしょう。

エ サ:ミルワーム、ジャイアントミルワーム、ハニーワーム、コオロギ、ワラジムシなど。特にメスは卵をたくさん産むので、カルシウムやビタミンなどをしっかりダスティングして与えます。

繁 殖:ペアをそろえれば、簡単に繁殖するはずです。多産なので特にメスはしっかり体を作ってからペアリングしましょう。繁殖させないのならば、オスメス分けて飼育しましょう。

そ の 他:体色のパターンが大きく2つあります。1つはオーソドックスなバンドタイプ、もう1つが背中に1本白い線がとおるストライプタイプです。それにカラーバージョンなどいろいろなタイプが作出されています。興味のある人は自分で新しいタイプを作出するのも良いかもしれません。でも私個人としてはノーマルが一番良いと思います。

ソメワケササクレヤモリ ペアその1ソメワケササクレヤモリ 幼体ペアソメワケササクレヤモリ ペアその2ソメワケササクレヤモリ ペアその3ソメワケササクレヤモリ 横顔ソメワケササクレヤモリ 入浴中

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