ミオネクトンカラカネトカゲ

ミオネクトンカラカネトカゲ 0

学名:Chalcides mionecton BOTTGER, 1874

通称:和名 ミオネクトンカラカネトカゲ 

全長:18.5p 

分布:西モロッコ(大西洋岸)

ミオネクトンカラカネトカゲ分布図


拡大図 ↓

明るい黄色 Chalcides mionecton mionecton の生息域
暗い黄色  Chalcides mionecton trifasciatus(亜種)の生息域
※詳細にいてはhttp://www.chalcides.de/mionecton.html参照


メモ:
原産地の多くの種類は農業地域の急速な拡大で著しく減少しています。彼らトカゲは高木や低木の下の砂や軟らかい土や腐葉土に棲息しています。トカゲは、通常隠れ場所となり太陽からの間接的な暖かさを得ることができるいろんな場所や物、主に平らな石の下で見つかります。他の「サンドスイマー」ほど機敏ではありませんが、彼らはたいていエサを捕らえるため地中を移動します。四肢は、地表面を動き回るのに用いられます。時々、同じ石の下でC. polylepisとともに見つかります。 この種は他の種ほど好戦的でなく、2匹のオスと数匹のメスを60×30pのテラリウムで飼育できます。しかし、ケンカが起こると、それによって怪我をしてしまう可能性もあります。飼育下では、トカゲは市販のエサを食べ、皿から水を飲むことを覚えます。

鱗の特性の詳細:胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は24枚(時折26枚)。それ以外は専門用語ばかりなので省略。

その他:耳孔は鼻孔とだいたい同じサイズで、口の位地と同じ高さのところにあります。5本指の小さな四肢をしています。亜種によって指の数は異なってます。

色:背面は褐色、わずかに黄色がかっていて、暗色に縁取りされています。通常明瞭な背中の広いストライプ2つのウロコの列と2本の黄色の背外側部ストライプ(両側に1本ずつ)があります。しかし、ストライプレスタイプも知られています。体側は暗い色をしていて、腹部は白いです。黒っぽい線は、鼻孔から目まで走っています。唇は、黒っぽい斑点があります。

繁殖:ミオネクトンカラカネトカゲは、卵胎生種です。繁殖の季節は、2月〜9月です。妊娠期間は、80〜90日続きます。この種はつがい、メスは隠れていて出産するのを好みます。一腹で3〜4匹の子が観察されました。1年以内にヤング個体は、10〜15pに達します。成体が生まれたてのベビーを共食いするかもしれないので、飼育下では、別のテラリウムへ幼体を移し替えることが望ましいようです。

ミオネクトンカラカネトカゲ 左:成体 右:幼体ミオネクトンカラカネトカゲ 食事風景ミオネクトンカラカネトカゲ 生まれたてベビーミオネクトンカラカネトカゲ エサ待ちミオネクトンカラカネトカゲの横顔

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