ササメスキンクヤモリ

ササメスキンクヤモリ ペア
学  名:Teratoscincus microleps

英  名:Makran Lesser Wonder Gecko

分  布:イラン南東部、パキスタン西部、アフガニスタン南部

全 長:10〜13p

特 徴:なんと言っても少女漫画チックなその目にあるでしょう。まぶたが少し垂れ下がったようになっていてうつろな感じも良いです。皮膚もナメハダのようなすべすべ感がありながらとてもお手頃価格のワンダーゲッコーです。私が飼っていたのは亜種と言うことですがマクラネンシス、別名タイガーミクロレピスと言う種類で、細かい鱗で上品な雰囲気のかわいい小型美種でした。乾燥した荒れ地のような場所に穴を掘って昼間はその中で過ごして、夜になると外に出てきて虫などを補食するようです。

飼育環境:
1ペアであれば45p程度の水槽などで十分です。床材は砂を10p以上厚めに入れます。トンネルを掘ってその中にいることが多いので、掘ったトンネルが崩れないように湿らせておきます。砂が乾いてトンネルが崩れるようなことがないように常時砂に水分が補充されるような工夫が必要です。私の場合はエアストーンとペットボトルを使ったものを利用していました。ホットスポットを設置しておきます。紫外線は2.0位のを1灯付けておけばよいでしょう。水入れは常設しなくても良いです。朝夕に霧吹きしてやればその露をなめます。昼間と夜間の温度差があった方が良いでしょう。飼育自体はそれほど難しくないと思います。

エ サ:ミルワーム、ジャイアントミルワーム、ハニーワーム、コオロギ、ワラジムシなどにカルシウム、ビタミンなどをダスティングして与えます。

繁 殖:
良いペアがそろっていれば可能性はありますが、床材のトンネル内で産卵するので確認が難しいと思います。

そ の 他:その容姿が特徴的で弱々しくも感じますが、しっかり給餌さえしていれば問題なく飼育できるでしょう。ただ、床材にトンネルを掘ってその中に潜んでいることが多いので、給餌以外の時に姿を見ることは少ないかも知れません。それでも時々地表に出てきてぼ〜っとしていることもあります。癒し系ですね。


ササメスキンクヤモリササメスキンクヤモリ ペア2ササメスキンクヤモリ ペア3ササメスキンクヤモリ 昼寝中ササメスキンクヤモリ 巣穴から顔を出す

生き物紹介に戻る

inserted by FC2 system