ハルマヘラジャイアントゲッコー ケアシート

ハルマヘラジャイアントゲッコーのケアシートはないものかとあちこち探してみました。やはり、アメリカはペット爬虫類大国ですね。(日本はペット爬虫類消費大国?)下記のようなものがありました。いつもながら拙い訳ですから間違いもあるかと思いますが、原文もつけてありますので正確を期する人はそちらを読んで下さい。アメリカらしく、ベビーフード等のミックスを推奨していますね。

http://www.wildeyereptiles.com/catalog/vorax.htm
Halmahera Giant/Moluccan Gecko
ハルマヘラジャイアント/モルッカゲッコー
(Gehyra marginata, Gehyra vorax)




序論
Gehyra marginataは、ニューギニアの穏やかな地域原産の大きな体をしたヤモリです。Gehyra種は、インドネシア、フィジー、パプアニューギニアといくつかの他の島の地域で見つけることができます。米国では、現在、どの種がG. voraxかG. marginataとされてれているかについてまだ若干の問題があります。現段階では種の識別に関する決定的な情報を手に入れるのが簡単ではありません。しかし、大部分の種はG. marginataであるとされますが、ほとんどはG. voraxとして売られます。よりいっそうの解明がされるまで、Gehyra voraxの通称を使うことにします。(注:原文ではGehyra voraxを使うとなっていますが、この稚拙な翻訳では、あえてGehyra marginataに直しています。)




飼育設備
樹上に住むヤモリのケージには床面積より高さがずっと多くあることが重要です。37ガロン水槽(約140リットル だいたい90p水槽クラス)は、アダルトの1ペアまたはトリオを快適に収容できます。我々はカメレオンのために設計されたスクリーンケージを利用して、優れた結果を得ました。我々の飼育固体は、1ペアで18×18×36インチ(45.7×45.7×91.4p)サイズのケージでキープしています。G.marginataは、大きな、重いヤモリです。植物とケージ設備は、ヤモリの重さと活動レベルに耐えることができなければなりません。生きている植物が、自然の隠れ場所を提供して、相対湿度を上げるのを助けることができます。ヘビ植物(ドラセナ種)、コーン植物などのような丈夫な植物は、全ての良い選択です。いくつかの大きな枝は、登るために、ケージで利用できなければなりません。より大きな直径の竹筒は、ケージ中を自然に見せることと同様に優れた登れる場所を作りだします。床材としてのイトスギのマルチング材の層は、クリーンアップを助け、相対湿度を上げます。Gehyra marginataには昼間温度は80°F(26.7℃)、夜間低下5°〜10°F(2.8〜5.5℃)で十分です。これは、90°F(32.2℃)を上回らないバスキングスポットでケージ内の上から下まで気温傾度を提供するために、小さなバスキングライトセットアップを提供することによって達成されることができます。




給餌
Gehyra marginataは、雑食性です。彼らは野生では果物、花粉と昆虫を食べており、飼育下でも同じ種類のエサを与えられなければなりません。我々は、雑食性のヤモリに餌をやるために、新鮮な果物、蜂蜜と他の補助食品に加えて果物と肉ベビーフードの混成を使います。この混合は我々個人が飼育する生き物に対して非常によく作用することがわかりました、そして、我々はヤモリ達に優れた給餌体制を提供するために見ている全てのキーパーに推薦します。混合は以下の通りです…

3瓶の容量の果物ベビーフード(桃、アプリコット、ハワイアンディライト、その他)
1小瓶の容量のチキンベビーフード
1本丸ごとのバナナ
ティースプーン2杯の蜂蜜
ティースプーン1杯のレモン果汁(防腐剤として使われる)
10滴の液体のビタミン(我々は爬虫類のために精査しミックスされたものを使います。しかし、いかなる高品質鳥複数ビタミンでも働きます)

上記のものをなめらかになるまでミキサーし、それからカクテル用製氷トレイへ注いで凍らせます。凍らせたキューブは解凍することができて、2、3秒で与えることができます。

上記の果物混合物に加えて、我々も生きているエサを与えます。エサの種類としては、最もどんな生きている昆虫でも与えることができます:ミバエ、コオロギ、蛾、毛虫、虫(例えばシルクワーム、ワックスワームまたはスーパーワーム)クモ、カマキリ、バッタその他などなど。この種は、特定のお気に入りであるロブスターゴキブリと一緒の他のどの昆虫よりもよりフィーダーゴキブリを好むようです。ブリーダーとして、ガットローディングされた餌食アイテムを入れられるとき、私は健康の相当な違いと全ての爬虫類の活力に気がつきました。我々は、ヤモリ、カメレオンと他の爬虫類のために設計される完全なガットロードレシピを使用します。Wild Eye Reptiles gutloadの詳細については、ここをクリックしてください。




給水
Gehyra marginataの給水は全く単純です。彼らは相対湿度50%以上を好み、そして、それは日に1〜2回ケージ全体を霧吹きすることでいちばん手っ取り早く達成できる。そして、夕方に霧吹きすることはとてもよくて、日没後にきちんと霧吹きすれば繁殖活動と同様に活動レベルを増します。一部のブリーダーは、補足的な給水のためにケージ内に浅瀬皿も設置します。




行動
Gehyra marginataは、夕方の時間帯の大部分をエサをとったり、ジャンプしたり、産卵したりと夜にとても活発です。日中、大部分の時間を彼らはケージ内の枝の上で眠っているか、植物の中に隠れて過ごすかしています。しかし、彼らは昼間時間の間に適度に活発であり、油断がなくて、給餌した場合しばしば食べます。注意していないと、G.marginataは並はずれて速くて、簡単に逃げ出してしまいます。G. marginataの皮膚はとても簡単に裂けてしまうので、ハンドリング・取扱いは最低限にしなれなければなりません。




繁殖、孵卵と孵化したての世話
Gehyra marginataは、大抵の場合1クラッチあたり2つの固い殻で覆われた卵を産みます。多くのブリーダーは、ケージの床に湿った土を入れた産卵床を利用します。我々は、これが「最新の手段」であるとわかりました。産卵床のかわりに、我々は2つの塩ビカプラーでつなげられた「およそ18に切り分けした(20〜25p)塩ビパイプ」を利用します。カプラーの中に、利用可能な塩ビキャップは、ヤモリが彼らの卵を産む場所を考慮に入れてしっかり接着されています。このシステムは、ヤモリが野生で遭遇するかもしれない竹筒の部分や丸太の空洞をまねるために利用されます。このオプションは素晴らしい結果を与えました、そして、我々はそれをG. marginataを飼育しようとしている誰にでも推薦します。卵は、Phelsuma属に属しているヒルヤモリのそれらのように、非常によく孵ります。硬い殻で覆われていて、卵を直接産卵床に置くことは推薦されません。その代わりに、卵はフィルムケースのふたに置き、そして、水とバーミキュライト(または真珠岩)1:1での混合を産卵床に入れました。産卵床は、それから、80°Fでセットされる孵卵器に置かれます。ハッチングは、70〜90日の間で起こります。孵化したてのG. marginataのベビーは大きくて丈夫です。彼らは生きている植物と紙タオル基板で中程度の生物キーパーに収容されます。彼らは、すぐに大きさを設定されたフィーダー昆虫を流用するだけでなく、前述されているベビーフードを混ぜたものを餌にします。



結論
Gehyra marginataは、ペットトレードでまだ比較的めずらしいです。これらの大きくて、俊敏なヤモリは、優れたビバリウム環境を作ってやり、きちんと落ち着いたとき、飼育下で実に簡単に繁殖することができます。

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